子育て日記

2018年3月生まれの子ども(Nick Name:ちゃーちゃん)の観察日記です

おもいやり

今週は幼稚園の夏季保育だった。

連日暑くて暑くて、大人の私でも、ちょっと夏バテ気味。

 

ちゃーちゃんは久しぶりの幼稚園をとっても楽しんで、

幼稚園でのプールも連日参加。

 

さすがに今日は顔がぼーっとしている。

先生も今日はお疲れのようですね、とおっしゃっていた。

私に対してもなんだか乱暴な物言い。

眠い眠いとも言っている。

 

なんだかな、と思いつつも、言葉遣いとかは気にしないようにして、

今日は早めに終わらせるように過ごして、夕食後のお茶碗を洗うときのこと。

 

ちゃー「ちゃーちゃんもてつだうよ!」

 

私が洗ったお茶碗を率先して拭いてくれた。

私も夏バテ気味で疲れていたから、とてもうれしかった。

 

たとえ、デザートのアイスを早めに食べるためだったとしてもね。

ありがと、ちゃーちゃん。

自転車

ちゃりんちゃりん。

ちゃーちゃんは愛車のベルの音を響かせて、

2人で自転車でお出かけである

 

1年近く補助輪を付けて乗っていたが、足が付くようになったので、

補助輪を外して、少し練習をすると、安定して乗れるようになった。

 

あんまり練習が好きではないちゃーちゃん。

でも、乗れるようになりたい気持ちに突き動かされて、ちょこちょこ練習していた。

 

さて、話は戻って、ちゃーちゃんとのお出かけである。

通っている幼稚園に自転車で行く大冒険である。

距離にして片道8.5キロ、往復17キロの道を行く。

 

到着までに2時間。

休み休み進んだから、想定していたよりも時間がかかった。

暑いから、私の方が途中でばてるかと思っていたのに、

ちゃーちゃんとのサイクリングが楽しく気持ちよくて、まだまだいけそう。

一方のちゃーちゃんは、若干の無表情。

それでも「ようちえんまで、いく!」と固い決意を見せた。

 

帰りはお昼ご飯を食べたり、お友達の家に顔を出したり、

行きより1時間多く時間をかけて、3時間ほどかかった。

 

前を行くちゃーちゃんが、疲れていると気を使ってか、

私に何度か声をかけてくれた。

 

ちゃー「あとちょっとだから、たのしんでいこう!」

 

もう当分は自転車での登園はしたくないとのことだけれど、

一回りも二回りも大きくなった姿にジンと来たお出かけだった。

 

こわいもの

夜、ベッドでお話を終えて、おやすみを言った後に、

ちゃーちゃんが小さな声で訪ねてくることがある。

 

ちゃー「ママ、オオカミいる?オニいる?ライオンいる?トラいる?」

 

おやすみを言ったあとは寝たふりを決め込むことにしているが、

この質問には答えるようにしている。

順番

年度が替わり、ちゃーちゃんのクラスにも新しいお友達が移行してきた。

最初こそ、みーーんな元気に登園していたけれど、登園しぶりをする子が出てきている。

 

ちゃーちゃんもやっぱり同じような道を歩いてきたから、

ほんの数か月前なのに、なんだかすでに懐かしい気持ちで眺めている自分に気が付く。

 

先日のこと。

泣いている男の子がいたから、声をかけてみた。

「ちゃーちゃんと手を繋いでいく??」

 

すると、その子の表情がきゅっと締まって、

手を繋ぎたそうにしているではないか!

 

ちゃーちゃんもその様子を見て、すっと手を出して、その子の手を取った。

それで2人で園の入り口まで一緒に行って、靴を脱ぐための椅子に並んで座った。

 

ちゃーちゃんはそれからさっとお部屋の中に入っていったけれど、

私はその姿も含めて、ちゃーちゃんを頼もしく思った。

 

きっとちゃーちゃんもたっくさん泣いたから、

ママと離れるのがいやだという気持ちが分かるんだと思う。

 

何も言わずに、ただ寄り添って、そして、押しつけがましくなく、

やることをやったら去っていく。

なんて気持ちの良い、さわやかなやさしさなんだろう。

 

ちゃーちゃんはいつの間にか頼りにされる存在にもなっているんだな。

順番にお兄さんお姉さんの階段を登っているんだと実感した出来事である。

 

 

きゃーーー!!

幼稚園から帰ってきて、上着をかけたり、洗い物を出したりしていたとき。

 

リュックの中を見てみると、今日の針仕事のお土産が入っているのに気が付いた。

ちゃーちゃんがやってきて、これは私へのお土産らしい。

ニヤニヤしながら、お弁当箱を出した。

 

私「ちゃーちゃん、今日お弁当多かった?」

ちゃー「ぜんぶ、たべたよ!」

私「へーー、そうなんだ!どれどれ、お弁当ピカピカかな~?」

ちゃー「きょう、おべんとうばこあらってきたから、まみ、あらなくていいよ!

    (今日、お弁当箱洗ってきたから、ママ、洗わなくていいよ)」

 

嬉しさのあまり、絶叫したのであった。

川遊び

先日、園のお友達に誘われて川遊びをしたときのこと。

 

年長さん一人を除いて、みんな同じ学年ではあるけれど、

ちゃーちゃんより半年以上月齢が上の子たち。

 

みんな川を見るなり、少しずつ入っていって、

保護者に誘導されつつも、みんな自分で向こう岸まで渡ったりしては、

きゃーきゃー遊んで楽しんでいた。

 

一方、ちゃーちゃんは、「川に入りたい」と言って、

裸足になって準備は整ったけれど、ほんの少し足を入れる程度で、

どうやら満足しているらしい。

 

ちょこっと川に入っては満面の笑みで戻ってくる。

何度も何度も繰り返している。

 

「かわって、たぁぁのしーーーなぁぁ」

マイペースなこどもである。

 

でも、よくよく観察していると、

少しずつリスクを取って、川を下る距離を伸ばしている。

 

慎重に慎重に。

自分で確認して大丈夫と思ってから、先に進む。

それを楽しんでやっているようだから、この先も見守っていきたいと思う。

 

よく見ている

登園時に先生から園でのお話を少し聞いた。

 

先生が考え事をしているときなどに真顔でいると、

「せんせい、なにかおこってるの(怒ってるの)?」と聞かれるそう。

 

よく見ているなぁと感心します、とおっしゃっていた。

私もちゃーちゃんによく言われている。

 

みんながハッピーでいるか心を配っているんだと、

私は思っている。