お弁当の日
ちゃーちゃんは、ばぁにもらったお弁当箱が大のお気に入り。
8月からの登園は、夏休みがあるので日数が少ない代わりに、
預ける時間が長くなって、お弁当を持っていく事になっている。
朝、私が詰めたお弁当を見せると、「ワァァ」と言いながらにこにこしている。
「お友達と楽しく食べられるといいね」と言うと、「ユン(うん)!」と力強い返事があった。
それからしばらくして、私が登園の準備をしていると、ちゃーちゃんがやってきた。
「マミ、オムカエキテクレル(お迎え来てくれる)?」
ちゃーちゃんが何を思ったか正確には分からないけれど、
お弁当を持っていく=お迎え時間が遅くなるという事に気が付いたのではないかと思う。
毎日一緒にいるけれど日々成長していることに、はっとすると同時に、
しょんぼりした姿がただただかわいいのであった。