どすん、こて、ごっちん
私がガーゼの台拭きを絞っていた時だった。
「チャーチャンモ(ちゃーちゃんもやりたい)!!」と私の側にやってきた。
通っているところで、雑巾の絞り方を教わっているので、
それを思い出してやりたくなったようである。
早速私はちゃーちゃん用の小さなガーゼハンカチを渡すと、
真剣なまなざしで蛇口から水を流して、ハンカチを濡らしている。
それから「じゅっ(ぎゅうっの意味)」と言いながら、絞っている。
私は少し離れたところから眺めることにした。
すると、びしょびしょにしたハンカチを洗濯機の前で絞り出している。
おいおい。
それから私が見ているのに気が付いて、
「マミィ」と言いながら走ってきたと思ったら、足を滑らせた。
どすん、こて、ごっちん。
仰向けになっているちゃーちゃんを見て、二人で大笑い。
ちゃー「コロンジャッターー!!あははは!!!」
愉快なこどもである。